価格:321円 |
今回ご紹介するのは、いつもとは全く毛色の違う製品である食品です。のりの佃煮「磯じまん」で有名な磯じまん株式会社から発売されている「生のり」という商品ですが、注目すべき容器が使われています。
のりの佃煮やジャムのような粘りのある食品は、スーパーなどで見ての通り、磯じまんの製品に限らず、ガラス瓶に入れられて販売されています。ところが、ガラス瓶では、中身をかき出して取り出すときに、すぼまった部分に引っかかって、取り出しにくくなっています。この生のりという商品を入れるのに使われているガラス瓶は、それを改善すべく、すぼまった部分がなくなっています。すぼまった部分がない以上、瓶ではなくなってしまいますので、ガラス容器と呼ぶ方が正確です。
ガラス容器の内側の形状は、おおまかには円柱になっています。これにより、中身をかき出すときに、引っかかることがありません。外側の形状は、基本は円柱形ですが、ふたを閉めるねじ部分、さらにその根元に、強度を確保するためと思われるリング状のでっぱりが付けられています。また、ガラス容器の形状自体も、他のラインナップと比較すると横に広く、中身の取り出しやすさに特化したデザインであることを思わせ、多少幾何学的な色合いの強いデザインとなっています。飛び抜けて美しいということはないかもしれませんが、いくらか個性的ではあります。派手さはないかも知れませんが、これも良いデザインと言えるのではないでしょうか。せっかくのデザインなのですが、ネット上の情報は少なく地下鉄の広告などにしか詳しい情報がないのが残念なところです。
あと、磯じまん株式会社は、お茶目なところもあるようで、本社ビルの屋上には、巨大な磯じまんの瓶が設置されています。
価格:194円 |