現在最も有名なこのタイプのデザインは、ソニーのスピーカーではないでしょうか。現在のソニーのスピーカーの定番デザインの一つと言えるくらいで、SRS-ZR7、h.ear go(SRS-HG1)、SRS-X99、SRS-X11(下の写真)など多数登場しています。ソニーのこのタイプのデザインは、多少歴史があり、2013年に登場したスマートフォンのXperia Z(SO-02E)、こちらも2013年に登場したタブレットPCのVAIO Tap 11などに採用されています。また、ソニーで行灯型の製品といえば、画質とデザインにおいて革新をもたらしたブラウン管カラーモニターであるプロフィール・プロに行き着くのかもしれません。
色を詳細に見ていきましょう。「アクアブルー」は少し珍しい色です。主観によるところがありますが緑というよりは青と言えるような、ターコイズにぎりぎり含まれる青というような色合いで、かなり鮮やかな色をしています。同社から現在発売されているNS750/GA「クリスタルグリーン」もターコイズ系ですが、こちらと比べると明らかにより青っぽい色をしています。類似の色の製品なら、古いスマートフォンですが、auのXperia acro HD is12s「ブルー」が挙げられるでしょう。「パールブラック」のみ確認が取れていませんが、メインカラーの部分は、ラメが入っており、多少、見た目のための塗装や加工が施されている気配で、角度により極わずかですが見え方が変化します。繊細に色合いが変化する本格的なパール塗装という感じではありませんが、多少高い質感が感じられます。ディスプレイの枠の部分は、「アクアブルー」、「パールブラック」は黒、「パールホワイト」は白となっていますが、ザラザラした普通のプラスチックという印象です。キーボードも「アクアブルー」、「パールブラック」は黒地に白文字、「パールホワイト」は白地に黒文字となっています。したがって、「パールホワイト」と「パールブラック」は単色デザイン、「アクアブルー」は青と黒のツートンカラーデザインとなっています。
LAVIE Note Mobile(NMx50/GAシリーズ)、LAVIE Direct NM(GN1xxx/xAシリーズ)をご紹介しました。コンパクトで非常に実用的なモバイルノートPCですが、プラスチック感が強く、圧倒的なデザインとは言えないかも知れません。最大の魅力である「アクアブルー」が気に入るかどうかが、デザインで選択する場合の最大のポイントとなるでしょう。