PlayStation Vita Wi-Fiモデル アクア・ブルー 価格:20,498円 |
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドでNintendo Switchが話題をさらっている携帯ゲーム機ですが、デザインの方向性が任天堂とソニーですっかり揃ってしまいました。携帯ゲーム機という制限があるので仕方がないのでしょうが、Nintendo SwitchもPSP Vitaも、角を丸めた横長の長方形、左右にアナログスティックを搭載するという基本的な形状は、完全に一致しています。もちろん、Nintendo Switchは長方形の四隅に円の四分の一を取り付けた様な形状をしているのに対し、PSP Vitaは長方形の左右の円の半分を取り付けた様な形状と違いはありますが、長方形、円、直線で構成するところなど方向性は相当に似ています。また、ディスプレイの周囲が黒い長方形で構成されているのも、完全に共通しています。
自由度があるはずのカラーバリエーションを見てみると、PSP Vitaは、「ブラック」(黒)、「グレイシャー・ホワイト」(白)、「アクア・ブルー」(水色寄りの青)、「シルバー」(シルバー)、「メタリック・レッド」(朱色っぽい赤)と、モノクロ以外の色は朱色寄りの赤と水色寄りの青となっています。Nintendo Switchは、本体こそカラーバリエーションはありませんが、Joy-Conと呼ばれる分離可能なコントローラーにはカラーバリエーションがあり、「ネオンブルー」(水色寄りの青の蛍光色)、「ネオンレッド」(朱色寄りの赤の蛍光色)のようになっています。PSP Vitaの過去のモデルにはより多くのカラーバリエーションがありますし、Joy-Conの新製品には「ネオンイエロー」(黄色の蛍光色)がありますが、現時点では見事に両者のカラーバリエーションが一致しています。
後発の任天堂もわざわざ色をぶつけなくても良さそうですが、左右に取り付けるJoy-Conを強調するために、蛍光色を使用し、左右で対照的な色合いにしたかったのかもしれません。赤と白とか緑と紫よりは、赤と青が子供にもわかりやすいというのは確かでしょう。それとも、デザインを談合(揃えて)して、赤と青の塗料をゲーム機業界全体で発注して安くしようということなのでしょうか。どちらにしても、自由度の高そうなカラーバリエーションまで完全に一致するというのは物足りなく感じる方も多いかもしれません。もちろん、どちらもそれぞれのテーマに向けて良くデザインされており、持つ喜びを感じさせてくれる優れた製品なのは間違いないでしょう。
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