長崎の有名な観光スポットである眼鏡橋の周辺には、新しい感覚で作られた様々なお店が軒を連ねています。そのようなお店の中でも特に個性を放っているのがチョコレートハウスー加加阿伝来所です。詳細は公式サイトや様々な長崎の観光案内情報にありますが、店舗やチョコレートのデザインが優れているだけでなく、チョコレートが個性的な和風味であることも大きな特徴です。抹茶や日本酒といった定番の和風味だけでなく、「味噌」、「醤油」、「わさび」、「赤梅」のような個性的な和風味、さらに、「五島の塩」、「彼杵茶」、「あごだし」のような長崎らしい和風味までそろっています。
今回は、何十とあるラインナップのうち4つをご紹介します。図「4種類のチョコレート」の左から、「彼杵茶」、「日本酒」、「わさび」、「さくら」となっています。「彼杵茶」は、鮮やかで深い緑色が、お店の中でも目を引きます。彼杵というのは長崎県のお茶の産地で、現在の正確な地域名は東彼杵町となります。「日本酒」はダイヤモンドとかサッカーボールのような面を持ち、チョコレートの色をつややかに輝かせています。お酒の感じはあまり強くありません。「わさび」は、軽やかな緑色のグラデーションでカカオ豆のような形状をしています。「味は大丈夫なのか!?」と思われるかもしれませんが、わさびの風味をやわらかくチョコレートに合わせているので、誰でも安心して食べられます。少なくとも、辛いとか奇をてらった味という訳ではありません。「さくら」は期間限定商品で、カカオ豆の形状に柔らかなピンクのグラデーションが入っています。
また、パッケージも魅力的で、長崎のデザイン会社であるデジマグラフによる長崎の歴史を感じさせる「長崎港パッケージ」や、板チョコレートを思わせる「和色チョコ文様パッケージ」が、チョコレートを引き立ててくれます。4個入りのシンプルなパッケージも図「4個入りパッケージ」のようにシックで高級感があります。
今回は、味もデザインも個性的な和風チョコレートが何十種類も並んでいるチョコレート店加加阿伝来所をご紹介しました。長崎定番の観光スポットである眼鏡橋の近くにあるので、観光のついでに寄ってみると良いでしょう。