2015から2018のIT機器におけるピンクゴールドのブーム

【新品/即納】APPLE iPad Pro IPAD PRO 10.5インチ WI-FI 64GB ローズゴールド MQDY2J/A【楽天あんしん延長保証 加入可能商品】【KK9N0D18P】送料サイズS

価格:68,900円
(2018/6/13 09:28時点)
感想(0件)

【送料無料】 HP ヒューレット・パッカード 3AV01PA-AAAA ノートパソコン Spectre x360 13-ae071TU ペールローズゴールド [13.3型 /SSD:256GB /メモリ:8GB /2018年1月モデル][3AV01PAAAAA]

価格:150,973円
(2018/9/21 00:16時点)

IT業界では、2015年に登場したiPhoneの「ローズゴールド」あたりから、ピンクゴールドが広がっていますが、この流れが、2017年後半に海外PCメーカーに、2018年初めに日本の情報機器業界に急速に波及しています。

これまでピンクのIT機器はしばしば登場していますが、今回推されているのは通常のピンクではありません。iPhoneの「ローズゴールド」などが代表的ですが、金属の質感を持ったゴールドに寄った淡いピンク、すなわちピンクゴールドなどと呼ばれる色と質感です。2017年あたりから海外メーカーのノートPC本体に普及してきましたが、2018年に入って日本のメーカーからも多数登場するようになりました。

ピンクゴールドの製品で最も有名であり、今回のブームの源流と思われるのは、2015年後半のAppleのiPhoneやApple Watchの「ローズゴールド」でしょう。Appleらしい複雑な色合いで、他の色と並んでいればピンクとわかるのですが、単独で見るとゴールドとか茶色とも思える色合いです。単純なピンクだと場合によっては上品さに欠けるので、このような色合いにしているのでしょう。これが、後にタブレットのiPad ProやノートパソコンのMacbookへと波及しました。現在のノートパソコンにおいては、Appleが採用したアイソレーションキー(元祖ではもちろんありませんが)がメーカーにかかわらず席巻していたり、多くのメーカーのノートPCがMacbookもどきであったりと、Appleはデザインリーダーという側面があります。他のメーカーにはもう少し奮起して頂きたいところです。

このピンクゴールドは2017年ごろにはApple以外の海外メーカーに拡大しました。2017年前半にはDELLの14型ノートパソコンであるInspiron 14 7000「ピンクシルバー」が追加され、ASUSのZenBook 3に「ローズゴールド」などが追加されました。さらに、2017年後半には、DELLからは13型ノートパソコンであるInspiron 13 7000 2-in-1の「ピンクシャンパン」(図「Inspiron 13 7000 2-in-1「ピンクシャンパン」」)などが、HPからは13型360°回転コンバーチブルノートPCであるHP Spectre x360(2017年11月モデル)の「ローズゴールド」(図「HP Spectre x360(2017年11月モデル)「ローズゴールド」」)が登場しました。なお、この流れよりやや早く、VAIO株式会社からVAIO S11(2016年11月モデル)で「ピンク」が登場しています。ただし、ピンクゴールドとは異なり、色合いは普通のピンクで、金属の質感は強くありません。

Inspiron 13 7000 2-in-1「ピンクシャンパン」
Inspiron 13 7000 2-in-1「ピンクシャンパン」
HP Spectre x360(2017年11月モデル)「ローズゴールド」
HP Spectre x360(2017年11月モデル)「ローズゴールド」

ピンクゴールドの流れは2018年の春頃に日本メーカーにやって来ることになります。VAIO株式会社から、VAIO S11(2018年春モデル)に「ピンク」が登場しています(図「VAIO S11(2018年春モデル)「ピンク」」)。2016年11月モデルとは異なり、キーボード面が金属製で通常のピンクとなっており、ピンクゴールドの特徴の金属質感は満たしながらも、色合いは通常のピンク寄りの色です。SONYの流れを組んでいる企業らしく、単に流れに乗るようなデザインはしないようです。純粋な日本メーカーとは言えないかもしれませんが、NECパーソナルコンピュータからもLAVIE Note Mobile(2018年春モデル)の「メタリックピンク」が登場しました(図「LAVIE Note Mobile(2018年春モデル)「メタリックピンク」」)。小型軽量など実用性を考慮すれば魅力的なモバイルノートPCであるのは確かなのですが、表面はプラスチックが主体でありメタリックな塗装で「メタリックピンク」を実現しているので、質感としては今回挙げた中では最もチープな印象です。

VAIO S11(2018年春モデル)「ピンク」
VAIO S11(2018年春モデル)「ピンク」
LAVIE Note Mobile(2018年春モデル)「メタリックピンク」

さらに、パナソニックからはマイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼であるDC-GF10W、DC-GF90W流通チャネルが違うだけの同一機種)の「ホワイト」が登場しています。「ホワイト」を自称していますが、金属部分がピンクゴールドとなっており、ミラーレス一眼の世界にもピンクゴールドがやって来たことになります。

日本では、2018年春に桜の季節をイメージした商品展開でピンクゴールドが広がったようにも見えますが、実際には世界的な流行が遅れてやってきたと言えるでしょう。IT製品はグローバルに販売されるので、流行が遅れてやってくるなどということはあまりなさそうに見えるので不思議です。日本のメーカーは、近年、低価格化しているコンシューマ向けの製品が作りにくい状況なので、どうしてもデザインも保守的になってしまい、流行を取り入れられないのでしょうか。何にせよ、せっかくやってきたピンクゴールドのブームですから、ピンク系の製品を探している方は、この機会を大いに活用すると良いでしょう。

VJS11290811P VAIO 11.6型ノートパソコン VAIO S11(Wi-Fi) ピンク (Core i3/メモリ4GB/SSD128GB/Office H&B) [VJS11290811P]【返品種別A】

価格:162,860円
(2018/6/13 09:33時点)
感想(0件)

《新品》Panasonic (パナソニック) LUMIX DC-GF10W ダブルレンズキット ホワイト[ ミラーレス一眼カメラ | デジタル一眼カメラ | デジタルカメラ ]【KK9N0D18P】【GF10と旅に出ようキャンペーン対象/カメラ風呂敷プレゼント】

価格:78,620円
(2018/6/13 09:31時点)
感想(0件)

風紋デザインを取り入れたポータブルハードディスク - HDPH-UTシリーズ(I-O DATA)

アイオーデータ機器 外付けポータブルハードディスク(HDD) HDPH-UT1NV(ミレニアム群青) [USB3.0・1TB] カクうす Lite (HDPHUT1NV)

価格:7,021円
(2018/9/21 00:19時点)

IODATA HDPH-UT500W(ホワイト) カクうす Lite ポータブルHDD 500GB USB3.0接続

価格:6,881円
(2018/5/21 00:36時点)
感想(0件)

近年、風紋を思わせる凹凸のあるデザインが、商業施設や公共施設のインテリアとして広がりつつあるようです。実際には、図「東京の駅の風紋デザイン」のようなものですが、波型の凹凸がライトアップによって強調される場合が多いようです。本物の風紋は規則的な形状と不規則な形状が組み合わさっていますが(図「鳥取砂丘の風紋」)、風紋デザインのインテリアは、やはり工業製品なので、完全に周期的な波型の凹凸となっています。この風紋デザインがモバイルハードディスクにもやって来ています。製品分野やサイズが全く異なるにもかかわらず、デザインの流行が波及していく興味深い例ではないでしょうか。

東京の駅の風紋デザイン
東京の駅の風紋デザイン
鳥取砂丘の風紋
鳥取砂丘の風紋

アイ・オー・データ機器のHDPH-UTシリーズは、モバイルハードディスクでは一般的な板状の直方体をしていますが、側面が風紋デザインとなっています(図「HDPH-UT「ブラック」」、図「HDPH-UT「ミレニアム群青」」、図「HDPH-UT「ホワイト」」)。風紋デザインは側面のみである上に、インテリアと異なりライトアップされるわけではないので、あまり目立ちませんが、退屈になりがちなモバイルハードディスクの形状にうまく変化を付けています。使われている面積も少なく、緩やかな曲線なので、悪目立ちせず上品で柔らかな印象です。さらに細かいスケールで見ると、全面がザラザラの見えるつや消しとなっており、まさに砂浜の風紋となっています。

HDPH-UT「ブラック」
HDPH-UT「ブラック」
HDPH-UT「ミレニアム群青」
HDPH-UT「ミレニアム群青」
HDPH-UT「ホワイト」
HDPH-UT「ホワイト」

形状を細かく見ると、側面までふたが覆うタイプの箱型、例えるなら弁当箱型といった形状です。ふたの部分に、風紋デザインやカラーバリエーションが施されていますが、斜め上からでもふたで覆えない部分が少し見えています。また、記憶容量により厚さが異なり、500GBと1TBの製品で15mm(図「HDPH-UT「ブラック」」、図「HDPH-UT「ホワイト」」)、2TB以上の製品で20mm(HDPH-UT「ミレニアム群青」)となっています。

カラーバリエーションは、「ブラック」(黒)、「ホワイト」(白)に加えて、IOデータのテーマカラーとも言える「ミレニアム群青」の3色と、シックな色合いのみとなっています。「ブラック」も「ホワイト」も名前の通りの色合いとなっています。また、どのカラーバリエーションにも500GB、1TB、2TBの製品があるのですが、3TB、4TBの製品は「ブラック」のみとなっています。

細かくカラーデザインを見た場合に注意点となるのは、底面はどのカラーバリエーションも黒となっていることです。ふたで覆えない部分があるため、「ブラック」以外が消極的なツートンカラーとなっています。「ブラック」では単色となります。「ミレニアム群青」では紺と黒の違いが目立たないため、斜め上から見てもほとんど気になりませんが、裏返した場合はもちろん黒が見えます。「ホワイト」では斜め上から見ても黒が目立ってしまいます(図「HDPH-UT「ホワイト」」)。このあたりはメーカーも気にしているのか、商品写真に裏側がありません。(なお、商品写真のページには高解像度の商品写真があるのですが、「高解像度(500GB/1TB)」という表現は誤解を招きそうです。)

側面の風紋デザインが個性的なモバイルハードディスクHDPH-UTシリーズをご紹介しました。奇抜なデザインは避けつつも、個性的で繊細なデザインを求める方には良い製品となるでしょう。また、現在「ミレニアム群青」のポータブルハードディスクにおいて唯一のシリーズとなっており、「ミレニアム群青」でモバイルハードディスクを求める場合には、重要な製品となっています。

IODATA HDPH-UT500K(ブラック) カクうす Lite ポータブルHDD 500GB USB3.0接続

価格:6,971円
(2018/5/21 00:37時点)
感想(0件)

【送料無料】 IOデータ ポータブルハードディスク [USB 3.0・3TB・Win/Mac] HDPH-UTシリーズ「カクうす 波(なみ)」(ブラック) HDPH-UT3DK[HDPHUT3DK]

価格:19,980円
(2018/5/21 00:37時点)
感想(0件)