多少は狭額化されたiPad Proとそのパッケージ - iPad Pro 10.5-inch(2017年モデル)(Apple)

iPad Air 2019 iPad Pro 2018 ガラスフィルム iPadPro 11インチ 12.9インチ ガラス iPad5 2017 Air2 ブルーライトカット フィルム 目に優しい iPad Pro 9.7インチ 10.5インチ 液晶保護フィルム アイパッド フィルム ガラスシート 9H 0.3mm iPadフィルム

価格:1,680円
(2019/6/2 03:23時点)

Apple iPad Pro 10.5インチ Wi-Fi 64GB MQDY2J/A [ローズゴールド]アップル タブレット PC 単体 新品

価格:69,980円
(2019/6/2 03:27時点)

関連記事:
3状態に対応したiPad Pro用キーボードとパッケージ - 10.5インチiPad Pro用Smart Keyboard – 日本語(JIS)(アップル)
2015から2018のIT機器におけるピンクゴールドのブーム

間もなく新製品が登場すると噂されるiPad Proですが、ここで10.5-inch「ローズゴールド」(ピンクゴールド)の2017年モデルのデザインと、それに加えてパッケージデザインを見ていきたいと思います。

正面(図「iPad Pro正面」)は、画面以外は真っ白で、装飾は角の面取りのみとアップル定番のシンプルなものです。角を削って面を作る面取りが、本体正面の上下左右の辺の角、ホームボタンを囲む円形の縁の角に対して施されています。この面取り部分は、ダイヤモンドカット風のツヤがあり、「ローズゴールド」の着色がされています。新モデルは徹底した狭縁化がされると噂されていますが、本モデルも前モデルと比べれば多少は狭縁化されています。サイズは高さ250.6mm、幅174.1mmとなっており、縦横比は1.44対1で、A4用紙などでおなじみの1.41対1に近い値となっています。A4やA3などの用紙サイズでお馴染みの比率であり、白銀比とも呼ばれ美しく感じられる比率と言われています。

iPad Pro正面
iPad Pro正面

裏面(図「iPad Pro裏面」)は全体が「ローズゴールド」でマットな金属製となっており、中央のアップルロゴの部分のみが鏡面仕上げとなっています。上下左右の辺の角は丸められており、マットな表面と相まって柔らかな印象となっています。

iPad Pro裏面
iPad Pro裏面

上下の側面(図「iPad Pro上面」、「iPad Pro下面」)にはLightningコネクタや多数のスピーカーの穴が開けられていますが、各穴も面取りがされておりアップルのこだわりが感じられます。左右の側面(図「iPad Pro左面」、「iPad Pro右面」)も余計な要素を最小限にしたデザインとなっています。

それではパッケージの方を見ていきましょう。パッケージの正面(図「iPad Pro箱正面」)は製品を正面から見た写真となっており、真っ白とピンクを基調とした鮮やかなパッケージです。「ローズゴールド」モデルなので、それがはっきりわかるように本体の画面にはピンクの比率の高い写真が表示されています。本体を正面から見た場合、カラーバリエーションが縁にしか見えないため、販売などで色を取り違えないようにするための工夫も兼ねているのでしょう。

iPad Pro箱正面
iPad Pro箱正面

箱を開けるとパッケージの正面通りに製品が入っており(図「開けた箱」)、開けた瞬間に製品と出会えるようになっています。

開けた箱
開けた箱

本体を取り出すと、保証書とLightningケーブルがすぐに手に取れるように取っ手をこちらに向けて上下に美しく並んでいます(図「本体を取り出した箱」)。右上に製品のカメラの出っ張りに対応した凹みがアクセントになっているようにも見えます。

本体を取り出した箱
本体を取り出した箱

保証書を取り出すと、USB電源アダプタが取っ手をこちらに向けて現れます(図「保証書を取り出した箱」)。

保証書を取り出した箱
保証書を取り出した箱

ケーブルを取り出すと、ケーブルをまとめるための紙部品も非常に精巧です(図「Lightningケーブルを束ねる紙部品」)。

Lightningケーブルを束ねる紙部品
Lightningケーブルを束ねる紙部品

一通り取り出すと、四角い二段の穴と丸い穴の並んだ継ぎ目のない真っ白い造形が現れ、まるで現代美術作品のようです(図「空の箱」)。

空の箱
空の箱

風紋デザインを取り入れたポータブルハードディスク - HDPH-UTシリーズ(I-O DATA)

アイオーデータ機器 外付けポータブルハードディスク(HDD) HDPH-UT1NV(ミレニアム群青) [USB3.0・1TB] カクうす Lite (HDPHUT1NV)

価格:7,021円
(2018/9/21 00:19時点)

IODATA HDPH-UT500W(ホワイト) カクうす Lite ポータブルHDD 500GB USB3.0接続

価格:6,881円
(2018/5/21 00:36時点)
感想(0件)

近年、風紋を思わせる凹凸のあるデザインが、商業施設や公共施設のインテリアとして広がりつつあるようです。実際には、図「東京の駅の風紋デザイン」のようなものですが、波型の凹凸がライトアップによって強調される場合が多いようです。本物の風紋は規則的な形状と不規則な形状が組み合わさっていますが(図「鳥取砂丘の風紋」)、風紋デザインのインテリアは、やはり工業製品なので、完全に周期的な波型の凹凸となっています。この風紋デザインがモバイルハードディスクにもやって来ています。製品分野やサイズが全く異なるにもかかわらず、デザインの流行が波及していく興味深い例ではないでしょうか。

東京の駅の風紋デザイン
東京の駅の風紋デザイン

鳥取砂丘の風紋
鳥取砂丘の風紋

アイ・オー・データ機器のHDPH-UTシリーズは、モバイルハードディスクでは一般的な板状の直方体をしていますが、側面が風紋デザインとなっています(図「HDPH-UT「ブラック」」、図「HDPH-UT「ミレニアム群青」」、図「HDPH-UT「ホワイト」」)。風紋デザインは側面のみである上に、インテリアと異なりライトアップされるわけではないので、あまり目立ちませんが、退屈になりがちなモバイルハードディスクの形状にうまく変化を付けています。使われている面積も少なく、緩やかな曲線なので、悪目立ちせず上品で柔らかな印象です。さらに細かいスケールで見ると、全面がザラザラの見えるつや消しとなっており、まさに砂浜の風紋となっています。

HDPH-UT「ブラック」
HDPH-UT「ブラック」

HDPH-UT「ミレニアム群青」
HDPH-UT「ミレニアム群青」

HDPH-UT「ホワイト」
HDPH-UT「ホワイト」

形状を細かく見ると、側面までふたが覆うタイプの箱型、例えるなら弁当箱型といった形状です。ふたの部分に、風紋デザインやカラーバリエーションが施されていますが、斜め上からでもふたで覆えない部分が少し見えています。また、記憶容量により厚さが異なり、500GBと1TBの製品で15mm(図「HDPH-UT「ブラック」」、図「HDPH-UT「ホワイト」」)、2TB以上の製品で20mm(HDPH-UT「ミレニアム群青」)となっています。

カラーバリエーションは、「ブラック」(黒)、「ホワイト」(白)に加えて、IOデータのテーマカラーとも言える「ミレニアム群青」の3色と、シックな色合いのみとなっています。「ブラック」も「ホワイト」も名前の通りの色合いとなっています。また、どのカラーバリエーションにも500GB、1TB、2TBの製品があるのですが、3TB、4TBの製品は「ブラック」のみとなっています。

細かくカラーデザインを見た場合に注意点となるのは、底面はどのカラーバリエーションも黒となっていることです。ふたで覆えない部分があるため、「ブラック」以外が消極的なツートンカラーとなっています。「ブラック」では単色となります。「ミレニアム群青」では紺と黒の違いが目立たないため、斜め上から見てもほとんど気になりませんが、裏返した場合はもちろん黒が見えます。「ホワイト」では斜め上から見ても黒が目立ってしまいます(図「HDPH-UT「ホワイト」」)。このあたりはメーカーも気にしているのか、商品写真に裏側がありません。(なお、商品写真のページには高解像度の商品写真があるのですが、「高解像度(500GB/1TB)」という表現は誤解を招きそうです。)

側面の風紋デザインが個性的なモバイルハードディスクHDPH-UTシリーズをご紹介しました。奇抜なデザインは避けつつも、個性的で繊細なデザインを求める方には良い製品となるでしょう。また、現在「ミレニアム群青」のポータブルハードディスクにおいて唯一のシリーズとなっており、「ミレニアム群青」でモバイルハードディスクを求める場合には、重要な製品となっています。

IODATA HDPH-UT500K(ブラック) カクうす Lite ポータブルHDD 500GB USB3.0接続

価格:6,971円
(2018/5/21 00:37時点)
感想(0件)

【送料無料】 IOデータ ポータブルハードディスク [USB 3.0・3TB・Win/Mac] HDPH-UTシリーズ「カクうす 波(なみ)」(ブラック) HDPH-UT3DK[HDPHUT3DK]

価格:19,980円
(2018/5/21 00:37時点)
感想(0件)