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現代はあらゆる分野でコンピュータが使われていますが、アニメーションの世界も例外ではありません。そのため、アニメ作品のWebサイトに掲載されている画像データも、コンピュータによる処理を思わせる色となっています。そこで今回は、「Re:ゼロから始める異世界生活」（リゼロ）のWebサイトの画像を通して、コンピュータで管理された色を見ていきましょう。
カラーDBにはアニメキャラクターの色も登録されていますが、リゼロのWebサイトにあるキャラクター画像の色も検索できます。検索画面の検索フィールドに、「リゼロ」と入力して、［検索］ボタンを押すと、使われている色のデータが表示されます。肌の色、髪の色、服の色などが表示され、例えば、主人公ナツキ・スバルの肌の色は#fad8beとなっています。
詳しく見ていきましょう。カラーDBのトップページの説明にもありますが、色の領域に変化がある場合には、その情報が追加されます。「肌」の後に追加情報がないのは、色が厳密にべた塗りされていることを意味します。パックの肌（毛と言うべきかもしれませんが）の色も#f0f0f0と#d3d2c9であり、べた塗りです。レムの髪の色は、「#8cb9f2 髪（グラデーション-狭いまとまった領域）」、「#8ebcf6 髪（グラデーション-広いまとまった領域）」のように色が複数登録されていますが、グラデーションであるという情報が追加されています。また、#8ebcf6は「グラデーション-広いまとまった領域」となっており、広いまとまりのある領域が厳密なべた塗りになっていることがわかります。他のデータを見ても、ほとんどが、厳密なべた塗りか、グラデーションであることがわかります。ここから、コンピュータを使用して描かれたり画像であることがわかります。
他にも、コンピュータによる色の管理を思わせる特徴があります。レムとラムは双子となっていますが、肌の色はどちらも、「#fceeea 肌（グラデーション-ほとんどの領域）」となっており、別画像であるにもかかわらず完全に一致しています。エミリア、ラインハルト、レム、ラム、ベアトリス、クルシュの服には白い部分がありますが、人物に関係なく全て#f0f0f0となっており、真っ白な服は全て#f0f0f0に統一して作業をしやすくしているのかもしれません。
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